人気ブログランキング | 話題のタグを見る
プロフットサルプレイヤー鈴村拓也のブログ
プロフットサル選手 鈴村拓也のブログのメインメニューです。 プロフットサル選手鈴村拓也のプロフィールへ 鈴村拓也の最新インタビューページへ  鈴村拓也のフォトギャラリーへ
ペナルティホームページへ
鈴村拓也へのお問い合わせ
昨日は僕の住んでる街トレドでスペイン代表の試合があったから見に行ってきた。
ワールドカップ予選で、相手はボスニアだった。
結果は9-1で圧勝やったね。
前半4-0で、そのうちの3点がキックイン・コーナーキックからで、
もう1点はカウンターからだった。
後半は2・3点は流れからキレイに決めたゴールもあったけど、
またまたセットプレーで決めたゴールだった。
いやー、あのセットプレー精度はホンマにスゴイね。
上から見てるだけなら基本的な形のものばかり。
でも先週彼らと対戦してるから、
動き出すタイミング、ブロックのタイミング・角度、
本当に全てがほぼ完璧にできていると思った。
1つの形から色んなパターンを持ってるし、
瞬時に4人の選手が上手く応用しているんやなぁ、って思った。

セットプレー以外で言えばパス回しはすごくシンプル。
でもほとんどミスがない。
チャンスと思った時に出す斜めのパスは本当に精度が高いと思う。
通れば1点のパスって、逆に言えばカットされたらピンチになる。
誰だって10回狙えば1回は通ると思う。
でもその9回ミスした分はどうなると思う?
レベルが高くなればなるほどカウンターをくらって、大ピンチになる。
でも狙わなければリスク回避ばかりでゴールは決まらない。
そういったところの見極めと、精度が高いんじゃないかなスペインは。

あとはシュートの制度やね。
フィクソのキケは3点決めてたからね。
自分自身もっとゴール決めないといけないって思ってるから、
セットプレー、ミドルシュート、
何でもいいからゴールを決めないといけないとまたまた強く思った。


で、試合後は先週の試合で仲良くなった選手達と試合後ちょいとだけ話した。
オルティスっていう若い選手がいるんやけど、
実は去年バルガスで一緒にプレーしてた選手の弟で、
それをキッカケに話す様になった。
あとはアルバロ。
1回バルガスの試合を見てて、
「オマエの事知ってるで」っていう事から話すようになった。
あとはルイス・アマド。
彼はインテルビューのジョアンのクリニックで知り合った。
ある一つの日本語を知ってるから、
いつも挨拶はその日本語からスタートして話をする。
その日本語はここでは書けません(笑)
他にも話す何人かは話す選手はいるけど、今回はタイミングが合わなかった。
彼らと話す事によって色んな事を得られる。
まず1番強く思う事は、
今はまだやけど、いつか絶対に勝つ!!
同じ舞台に立ってやるっていう強い思いがね。
これはオレ個人の感情ね(笑)
実際にスペインと1試合目終わった後に、
明日は絶対にもっと良い試合にしてやるから!!って言った。

彼らから受ける事といえば、
絶対にいつもどんな時でも冷静なんやなと思う。
冷静に考えている。
だから上から見てるような目線でピッチ上にいるんやと思う。

それ以外の事と言えば基本的に日本フットサルの話だったり、
日本の文化というか、日本の事やね。
キケは去年の夏のオフに日本に来たって言ってた。
メッチャ日本の事が好きみたいで、
子供が話すような感じでハシャギながら、
東京・京都・広島・宮島に行ったんだ!って言っきた(笑)
ちゃんと”新幹線”という言葉も織り交ぜて話してた(笑)
さすがに寿司・刺身は怖くて食べなかったみたいやけど(笑)

とまぁ色んな人と話す事によってスペイン語も上達するし、
フットサルの事を学んだり、意見も言える。
これって自分としてはスゴク大事だと思ってる。
選手だけじゃなくサポーターとも色んな話しするし、
バールで会った見知らぬオッサンから話しかけられても話をする。
会話の中で分からないスペイン語があったら
「なんだそれ?分からないから教えてくれ」っていう。
そうすると向こうも必死になんて言えばいいか考えてくれる。
それで理解できた時には、「イェーイ」ってハイタッチもんやね(笑)
今チョッパー(ネコ)を飼ってるから、
動物病院に行った時に歩いてたらオバちゃんに、
「あらまぁ、カワイーネコちゃんねぇ~」
みたいな感じで話しかけられることもよくある。
その時も「いずれ日本に連れて帰る為に色々注射やらなんやらしてるんよ」
みたいな会話をする。
日本には無い感覚でいきなり話しかけてくる。
こういった感覚ってメッチャ好きやね。

スペイン代表の試合観戦からメッチャ話がずれてしまったけど、
今スペインでフットサルはもちろん、
生活の面でもいろんな経験をしてるんやな、って実感してますという事でした(笑)
# by penalty-suzumura | 2008-04-02 21:54 | 日記
前節のブハランセとのアウェイの試合は、2-5で負けてしまった。
相手に2点先に取られてしまい、苦しい状況だったけど、
その後1点取り返し、リズムも良くなったけど、結果2-5で負けた。
良いリズムの時に逆転できてれば良かったんやけど、
逆にカウンターから失点して、そのままズルズルと行ってしまった。
試合の中には必ず良いリズムの時、
悪いリズムの時というのがある。
今季はそういったところで上手く行ってない。
この試合でも同じような形になってしまった事が悔やまれる。
良いリズムの時にもっとシュートを打たないといけない。
シュート数が少ないからゴールも決まらないんかな?っとも思う。
良い感じでボールを回せていたとしても、
シュートを打ちに行かないと相手にとっては怖くない。
自分もだし、チームとしてももっと前を向いてゴールに向かうプレーする事。
そうすればもっとゴールが決まるだろうし、
試合にも勝つ事ができるようになると思う。

この試合で1点決めた。
ゴールからは少し遠い位置からのシュートだったけど、
ちょっとDFに当たってコースが変わって入った。
やっぱゴールが見えたら打たないと入らない。
もっともっと前を向いてゴール狙っていく。
そうすれば今回の様なシュートが決まると思う。
次の試合でもゴール、勝利を目指してガンバルのみ!!
# by penalty-suzumura | 2008-04-01 06:47 | 日記
今週はスペイン代表と2試合、U-21と1試合した。
スペイン代表と試合をするのは6年振りだし、
世界王者とアウェイで試合をするという言うのは貴重な事。
代表チームに、個人的にも必ず良いものになると思ってた。

結果はスペイン代表とは、0-5,0-3で負け。
そしてU-21にも2-4で負けてしまった。
どんな試合も負けるのは辛いし、良い気分じゃあない。
でも負けて、イヤな気分になって、落ち込んだりして色んな事を得られる。
やっぱり世界王者は上手かった。
いや、強かった。
常にゴールに向かって来るプレーをし続けてたし、
スキあらばシュートを打ってくる。
これが世界トップのレベルなんやな、と思った、思わされた。
だからって下ばっか向いたり、悲観的になってもよくない。
次に彼らと対戦する時に同じ様にならなければいい。
じゃあどうすんの?
ボールを持った時に前を向いて、
プレッシャーが早くても落ち着いてボールを取られないようにしないといけない。
簡単にボールを奪われてしまうと攻めれないだけじゃなく、
もう一度守らないといけないし、そのミスから失点する事もある。
だから個人、チームとしてボールを奪われないようにする事。
それに1番重要な事は、シュート。
シュートを打たないと絶対にゴールは決まらない。
相手に当たって入るかも知れないし、
GKがミスしたり、弾いた後にもチャンスはある。
だから絶対的にシュート数が少ないと思った。
今回の試合でもいくつかチャンスがあった。
でも決まらなかった。
ならもう1回、それでも無理ならもう1回とチャンスを多く作るしかない。
そういった意識を持って次の試合からやり直す。


次の試合はもう明日で、グレのチーム、ブハランセと対戦する。
アウェイで厳しい試合になると思う。
ブハランセの観客はメッチャ激しい。
去年、一昨年と試合してるけど、色んな事を言われる。
でもまだそこで負けた事がないし、グレと対戦という事で絶対に負けたくない。
グレの事も、相手の事もよく知ってる。
相手の良さをしっかりと消して、自分達の良さを出す。
相手のイヤがるディフェンスをして、そこから一気に流れを引き寄せたい。
上手くいく時間帯、そうじゃない時間帯、どっちもあると思うけど、
最後は冷静に落ち着いてプレーする事やね。
焦っても良い事ないからね。
そして個人的にはチャンスでしっかりとゴール決める事大切な仕事。
年明けてからチャンスはあるけど、まだ1点しか決めてない。
過ぎてしまった事やからしかたないけど、
明日はチャンスを作り、そして決める!!
そして勝つ!!
ただそれだけ。
# by penalty-suzumura | 2008-03-29 06:35 | 日記



鈴村拓也(すずむらたくや) 1978年9月13日 愛知県出身。2000年に初のフットサル日本代表に選出。その後も常に日本代表の中心として活躍し、日本を代表するベッキへと成長。今後の活躍が期待されている。
by penalty-suzumura
ペナルティ最新情報